クヴェヴリ・エミのブログ

JSA認定ワイン・エキスパート&WSET Level3資格保有。ワインについて日々思うことを記していきます。

年末年始に観た映画 (2023-2024)

年末年始に観た映画のメモです。

 

「スーパーバッド 童貞ウォーズ」

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エミネムも「200回以上見た」と語るほどの人気作。たしかにこれは本当に面白かったけど下ネタが多くて他人に薦めにくい。

 

サイドウェイ

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以前に観たことあるの途中で思い出した。でも二回目でも面白かったし好きな作品なので問題なし。ピノ・ノワールのプロモーション的な作品。

 

「リトル・マーメイド」

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リスクを取らないと何も得られないということを学んだ。歌が全部好き。

 

「高速道路家族」

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韓国映画はメンタルが元気な時に観ないとキツイ。救いがない。

 

「すずめの戸締まり」

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地震がテーマの話だった。椅子がかわいい。

 

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」

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またロシアが悪者か、という印象の割になんだかよくわからなかった。セヴァストポリの潜水艦は何の意味だったの…?鍵がモニターに映し出されてるとき「белый」「красный」と表示されてるのがかわいかった。潜水艦のミサイルに「удачи」と落書きされてるのはネタかな。

 

「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』公式サイト

観るつもりなかったのに劇場で観てしまった。でも笑ってスッキリしたから観てよかった。

 

「見知らぬ隣人」

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あまり面白さがなくて、救いもない話だったような気がする。なんでこれ選んだんだっけ…?

 

「七人の秘書 THE MOVIE」

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体調がイマイチだったので、オススメに出てきたのをついダラダラと観続けてしまった。暇つぶしにはこういう気楽な日本映画がいいかも。

 

「ダンサー そして私たちは踊った」

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08F3T4DC5/ref=atv_dp_share_cu_r

劇場で鑑賞済みなのだけど、Primeにあったので料理しながらダラダラ視聴。絡みシーンが長くて苦手な人にはキツイかも。

 

風と共に去りぬ (前編)」

Amazon.co.jp: 風と共に去りぬ (前編)(字幕版)を観る | Prime Video

風と共に去りぬ (後編)」

Amazon.co.jp: 風と共に去りぬ (後編)(字幕版)を観る | Prime Video 

南北戦争時代のジョージア州の時代を描いた作品。黒人差別の描写が見ててキツイ。女性の描き方もけっこうキツイ。

 

「DAU. 退行」

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B6GMV599/ref=atv_dp_share_cu_r 

6時間9分もある長編なので、いつ観ようかと思ってたのだけど時間のある時なら意外と苦も無くぶっ遠しで観られた。露語が平易で聴き取りやすい。ソ連時代の描写が見ててキツイ。

 

ヒトラーのための虐殺会議」

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B6VCHY9V/ref=atv_dp_share_cu_r

ただただ暗く、重い映画。お正月休みに観るべき映画ではなかった。完全に選択ミス。

 

「ヴァン・ジャポネ - ザ・ストーリー・オブ・日本ワイン」

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CKNV52MV/ref=atv_dp_share_cu_r

山梨→新潟→長野→北海道、と訪問したことのあるワイナリーが続々と紹介され、会ったことのあるワイン関係者の方も数人出演されていた。日本語と英語と仏語が入り乱れるので観てて疲れたけど、ドキュメンタリーだからリラックスできないのは仕方がないのかも。

 

サイドウェイズ

Amazon.co.jp: サイドウェイズを観る | Prime Video

サイドウェイ」の日本版リメイク。アメリカ版よりHシーンがマイルドになっているので、まだあまり仲良くない相手と観るならこっちの方がオススメ。それほど期待しないで観たけど意外と良かった。

 

「モダン・ラブ」

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最近観たドラマシリーズの中では一番推せる。多様性。

 

外国語と向き合う

やりたいことがありすぎる。

 

私の周りのお友達は多才な人が多すぎて、みんなどうやってそんなに時間を捻出しているのか不思議です。

 

今年はWSETに集中しようと思ってすべてのリソースをWSETの勉強に注いだ結果、ほかのことが疎かになってしまっていたことに年末になって気付いてオロオロしています。

 

ジョージア語の学習も文字を一通り覚えたところで中断してしまったし。

仕事で英語を使う機会が激減し、読み書きを機械翻訳に頼りまくったら英語もできなくなってしまっているし。

ロシア語も自発的に使用する頻度が減り、ニュースも読まなくなったら今では露作文できるかあやしい。実際前回の出張ではロシア語の会話がかなり衰えたと感じたし。

フランス語の勉強もほったらかしたままだし。

スペイン語もドイツ語もクロアチア語ウクライナ語もラテン語もちょっとかじっただけで全然やってないし。

多言語維持してる人って、どんな生活してるの?

 

自分の無能を嘆いても何も変わらないので、とりあえず意識して英語の勉強を再開することにしました。

そういえばしばらく英語に耳を傾けることをしてなかったなと思ってまずは英語ドラマを一日一本観るところから始めました。

そしてTOEIC学習用アプリを一日一回開いて問題を解くことにしました。

単語帳は、その辺で拾ったゆきずりの単語集でいいと何かで見たのですが家にゴロゴロしてた本は昔買った英検1級用の「でる単」で、久しぶりに数日かけてめくってみたらちょっと語彙が合わない気がしたのでTOEIC用の単語集を買い直そうと思います。

TOEICも久しぶりに申し込みました。

意識を変えるだけでだいぶ変わるようでアプリのリスニング問題がだんだん聴き取れるようになってきました。

逆に、しばらく何もやらないとこんなにできなくなるのか…と考えると恐ろしいです。

 

ロシア語はYouTubeで「クーフニャ」というドラマシリーズを観始めたのですが、これはロシア語が割と簡単でバラエティ的な内容なのでほぼ聴き取れます。

耳は慣れるけど実践にはちょっと遠いかな、というのが正直なところ。

ニュースで時事問題を読むようにした方がいいかも知れないです。語彙も増えるし。

 

ジョージア語は一番興味のあるものが身近にあるのでワインや料理に関わる言葉をもっと勉強したいと思うけど学習の進め方が難しい。とりあえず文字を忘れないようにしたいと思います。

 

WSETのテキストも読み返したいし、毎日毎日こんなことばかり考えて過ごしてるけど本当に時間が足りない。

とはいえ語学と効率化は一番相性が悪く地道にやるしかないのかなという気もします。

 

みなさんどうやって外国語の維持や学習のモチベーションを保てているのか聞いてみたいと思う今日この頃です。

夢をかなえる

朝起きて、はっきりと感じたこと。

 

そうだ、私は海外のワイナリーと繋がってワインを紹介する仕事をしてこの先、生きていきたいんだと思いました。

 

そのために足りていないことは、語学力。

今できていないのは、英語で何かを説明すること(読解はまあまあできる)。

フランス語が途中(やりかけ)。

ジョージア語がまだ全然できない(文字だけ)。

ロシア語が読めなくなってきてる(生活から離れすぎ)。

日本語すら怪しくなってる(読書量が足りない)。

 

言い訳していても仕方がない。

やればできる。

 

方向性を見直す

ここのところ生活は安定して落ち着いてるのに、ずっとモヤモヤが晴れなくて気が晴れないな…という日が続いてて、なんでだろうと思いつつその正体が分からないでいました。

こういう時は人と会って何気ない会話をしたりすると、自分の気持ちが見えてくるような気がします。そしてこうしてブログに日々のよしなしごとを記録してみるのも考えを整理するにはいいかも知れない。

というわけでしばらく続けてみます。

 

2年とちょっと前にオンラインのワインショップを始めて、活動の幅も広がり、現地の生産者さんとのつながりもできて、やりたかったことが実現できたしそれが今でも継続できていてHappy!のはずなんですが、そう物事はシンプルではないというか。

なんだか最近「やらされてる感」があって楽しくないなと思うことが多くなってきました。

その国のプロモーションをやらされてるとか、他の人の活動を助けるために無償でお手伝いをやらされてるとか、そんな感じのこと。結果的にその活動が自分の利益にもなればいいのですが(俗にいう「win-win」の状態?みたいなことかもしれない)、骨折り損のくたびれ儲けというか、お互いに助け合っているというよりはこちらが利用されてるだけなのかなという気持ちになってしまう。

 

今扱ってるワインの生産国に関しては、もともと自分が興味を持って知りたい!と思って始めたことなので、勉強したり発信したりすることに関しては苦にならない。それに見ていただけたら嬉しいし、やってて良かったなと思います。

ただ、今はさらに普遍的にワインのことに関わっていきたいので、この国と関わることで身につけた、ワインを知ってもらうための説明の仕方や発信方法をさらに発展させていきたいなということを考えています。

 

どんな形でいけるか、さらに深く掘り下げて考えてみる必要がありそうです。

お茶してきた話

コロナ禍で長らくお会いしてなかった女友達と久々に会ってきました。

隠すようなことでもないのだけれど、こんなご時世なので一応名前を伏せておくことにします。名前を仮に「リサさん(仮名)」とします。

 

リサさん(仮)はとても聞き上手な、「理想の姉」みたいな人で、それでいて受け流すところは受け流してくれるので喋りやすく、つい色々なことを打ち明けてしまいます。

会う約束をした流れについても、「日本の人って忙しすぎるよね。一ヵ月先じゃないと会う約束もできないだなんて、一ヵ月先に何してるか、何処にいるかなんて、分からなくない?」と、まるでユーラシア大陸の人みたいな考え方をするところも大好きです。

 

リサさん(仮)はハバロフスクとパリとブカレストでお仕事をされた経験があって、人生やりたいことはやってきたし、老後の資金も目途がついたの、と淡々と仰るだけあって、とても落ち着いた雰囲気を湛えています。

ロシアな話も分かってくださるので、「私もロシアからほかの国に移る時は『これまでこんなに長い時間をロシアに費やしてきたのに…』って思って後ろ髪を引かれる思いだったから、気持ちはよくわかるよ」と理解してくれた上に、それでもほかのことに切り替えたご自身の体験談を語ってくれてとても身に染みるお話しでした。

 

「エミさんは自由なんですよ」

「エミさんは自分のしたいことをしていいんですよ」

と言ってくれた言葉が力強く嬉しかったです。

 

私も、人が必要としている言葉を与えてあげられる人になりたい。

 

 

たこ焼きとスパークリングワイン

「世界の泡とたこ焼き」というイベントに参加してきました。

たこ焼きに一番合うスパークリングワインを探す検証会です。

1. たこシャン

産地:日本、大阪府柏原市

品種:デラウェア

度数:11%

備考:王冠キャップ使用

メモ:粉ものと雑味は合うと思い込んでいたけど素直な心を持ち直して再確認。雑味というかデラウェア特有のラブルスカ感あり。これが一番!とはまだ言えない感じ。

 

2. エミリアーナ AMALUNA

産地:チリ、カサブランカ・ヴァレー

品種:ピノ・ノワールシャルドネ

度数:12.5%

備考:瓶内二次発酵

メモ:「チリ最大のオーガニックワイナリー」の生産者。1に比べると雑味がなくキレイな泡。残糖もありワイン単体でも美味しく飲める。

 

3. HUGGY WINE 番イ

産地:日本、山梨県甲府市

品種:甲州

度数:12%

備考:シュール・リー

メモ:たこ焼きに何も付けないと甲州は物足りないかも。おたふくソースを付けたら個人的には一番合ったけど、それはソースと合ったということになり純粋にたこ焼きに合うとは言えないのかも。

 

4. フィリップ・ヴァンデル クレマン・デュ・ジュラ ブリュット

産地:フランス、ジュラ

品種:シャルドネ

度数:12%

備考:瓶内熟成24か月以上

メモ:この辺から記憶があやしい。。ジュラ~!!と盛り上がって飲んだことは覚えてる。瓶熟長めで美味しい泡でした。色も濃い目の黄金色。

5. フランチャコルタ ウベルティ ブリュット

産地:イタリア、ロンバルディア、フランチャコルタDOCG

品種:シャルドネ 75%、ピノビアンコ15%、ピノネロ10%

メモ:フランチャコルタというだけで美味しく感じてしまうので特にコメントなし。ワイン単体でじっくり飲みたい。

6. ヴァンダル PET BAT 2021

産地:ニュージーランドマールボロ

品種:シャルドネ、ミュスカ

度数:13.0%

備考:フレンチ古樽熟成、SO2無添加

メモ:人気のあったペットナット。とても美味しいですがたこ焼きとの相性をもはやみんなが忘れ始めている。

 

7. カビッキオーリ最上級ランブルスコ Vigna del Cristo

産地:イタリア、エミリア・ロマーニャ州

品種:ソルバーラ

メモ:甘みを期待して口に含んだところ、ドライタイプのランブルスコだったので拍子抜け。甘口泡とどろソースの相性は良さそうな気がするけど、どうなんだろう。実はどろソース初めてで、カレーっぽいスパイシーな味わいが意外でした。

こんな感じで真剣ながらもとっても和気藹々とした買いで楽しかったです!

またたこ焼き、焼きたい!

 

DDUとDAP

前回のブログからだいぶ時間が経ってしまいましたが、どこの物流会社を使うか決めかねてふたつ相見積もりをお願いしていたのですが、どういうわけか一方が見積もりに何週間もかかってしまったのでこれ以上は待てないということでやむなく先に見積もりが出てきた方に決めました。

どうしてこんなに時間がかかるのか謎ですが、他の業界のことはわからないので待つしかないというのが歯がゆいところ。

送料を含めてインボイスを再発行してもらうよう依頼すると、届いたインボイスには商品代金に送料を割って乗せた表記になっていました。疑問に思ってインボイスをよく見返してみると、「DDU」の文字が。なんだこれ?とネットで調べてみると、インコタームズの一つで2010年に廃止されたと書いてあります。あわてて倉庫会社の方に相談してみると、

「現在ではDAPと呼ばれておりますが、実務的にはまだまだDDUという言葉をよく使っております。

ご存じかと思いますがDDUとはDelivered Duty Unpaidといって入港後の荷下ろしから輸入国側での税金の支払いの責任が輸入者になる条件のことです。

一般的に行われている取引条件となりますので問題ございません。」

とのこと。

なんだ、DDUで大丈夫だったんですね…大騒ぎしてすみませんでした。

現場の経験がないと、こういうことが分からないんですよね。