スーパーの棚
ロシアの禁輸政策によりロシア国内からジョージアワインが消えた2006年当時、モスクワにいました。
あれから時が経ち、2012年には禁輸が解かれたと聞いていたもののどうしても自分の目で確かめたいと思っていたのがモスクワのスーパーのワインコーナーの棚。
はたして、数年ぶりに訪れたモスクワのスーパーにはジョージアワインのボトルが復活していました。
今回は、高級店や中流階級の人向け、庶民や低所得層向けのスーパーマーケットなどいくつもの場所に足を運ぶことができたので、どこにどんなワイナリーの商品が置いてあるか大体把握することができました。
共通して感じたのはどこも以前よりジョージアワインの棚はスペースが狭くなり、場所も上の方や下の方など手にとりにくい場所に追いやられているかのよう。
代わって台頭してきたのはアブハジア共和国とクリミア半島のワイン。
ロシア市場におけるワインの変遷をダイナミックに感じることができて感慨深いです。