穴子料理とロシアワイン
穴子づくしの料理とロシアワインのペアリングディナーを主催しました。
穴子は江戸前で煮穴子や天ぷらのイメージが強いのですが、実はお造りやしゃぶしゃぶで愉しめたりと色々な楽しみ方のある食材だと感じました。
和食とワインのペアリングは最近だといろいろなところでやってると思うのですが、一応自分が東京生まれということもあって、何か東京らしい食材をテーマに選んでみたいなということもあり、穴子専門店にお願いすることにしました。銀座らしい上品なお店でサービスも行き届いています。
この日のワインは以下の8本を持ち込みさせていただきました。
1. コクール イグリスタヤ ブリュット
2. サンヴァレー コクール
3. ヴェデルニコフ シビルコヴィー
4. シャトー・タマーニュ ルージュ セック クラスノストップ
6. レフカディア レゼルヴ(ルーサンヌ、ヴィオニエ、シャルドネ、マルサンヌ)
7. シャトー・タマーニュ グランドセレクト ルージュ(サペラヴィ、シラー、クラスノストップ、ピノ・ノワール)
ロシアワインは他の国では考えられないちょっとびっくりするようなセパージュのものがあったりして、 面白いです。この日は5番と6番のワインとか。飲んでみたら納得なんですが、飲んでみるまでちょっと分からないぞという。
土着品種もありつつ、国際品種も普通に育ててるので、色々なバリエーションが楽しめるのもロシアワインの特徴の一つかも知れません。
本日のベストマリアージュは、穴子のサラダに合わせたクラスノストップ100%のルージュ。ちょっと甘みがあって、かつ土っぽいニュアンスのあるクラスノストップ種と穴子にクリームチーズ、胡桃のトッピングがとてもよくマッチしていました。クラスノストップは色素が濃い割に軽やかな仕上がりになるので、サラダのような前菜にもぴったりだと思います。