クヴェヴリ・エミのブログ

JSA認定ワイン・エキスパート&WSET Level3資格保有。ワインについて日々思うことを記していきます。

DDUとDAP

前回のブログからだいぶ時間が経ってしまいましたが、どこの物流会社を使うか決めかねてふたつ相見積もりをお願いしていたのですが、どういうわけか一方が見積もりに何週間もかかってしまったのでこれ以上は待てないということでやむなく先に見積もりが出てきた方に決めました。

どうしてこんなに時間がかかるのか謎ですが、他の業界のことはわからないので待つしかないというのが歯がゆいところ。

送料を含めてインボイスを再発行してもらうよう依頼すると、届いたインボイスには商品代金に送料を割って乗せた表記になっていました。疑問に思ってインボイスをよく見返してみると、「DDU」の文字が。なんだこれ?とネットで調べてみると、インコタームズの一つで2010年に廃止されたと書いてあります。あわてて倉庫会社の方に相談してみると、

「現在ではDAPと呼ばれておりますが、実務的にはまだまだDDUという言葉をよく使っております。

ご存じかと思いますがDDUとはDelivered Duty Unpaidといって入港後の荷下ろしから輸入国側での税金の支払いの責任が輸入者になる条件のことです。

一般的に行われている取引条件となりますので問題ございません。」

とのこと。

なんだ、DDUで大丈夫だったんですね…大騒ぎしてすみませんでした。

現場の経験がないと、こういうことが分からないんですよね。