クヴェヴリ・エミのブログ

JSA認定ワイン・エキスパート&WSET Level3資格保有。ワインについて日々思うことを記していきます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

酒販免許取得の話20「審査完了編」

酒販免許の承認がおりるまではとにかくできることが少なくて、暇なので一日に何度もメールをチェックしてしまっていたのですが、今日ブラウザを開いたら唐突にそのお知らせが届いていて面食らいました。 行政書士さんからは、「10/16に受け付けられたから、1…

酒販免許取得の話19「納税証明書編」

8月の末に都税事務所と区役所に行って納税の証明書をもらってきていたので、税に関してはこれで終わりかと思いきや、酒類用の証明書があるはずなのでそれも提出してほしい、との連絡がありました。 役所というのは全員がすべての手続きを把握しているわけで…

酒販免許取得の話18「受付印編」

久しぶりに行政書士さんから連絡があって、「申請書の控えに受付印が押されたものが郵送されました」とのこと。 長い・・・まだ受付されただけなのか、、、一体今まで何をやっていたんですか?と税務署にいたらその場で質問してしまいそうなほどの時間が経っ…

酒販免許取得の話17「申請編」

事務所物件への引っ越しも完了し、新しい住民票を取ってきました。 行政書士さんに連絡するとほどなくして捺印が必要な以下の書類が送られてきました。 「酒類販売業免許申請書」 「酒類販売業免許の免許要件誓約書」 「委任状」(※今回は代理人にお願いする…

酒販免許取得の話16「事業用賃貸借契約編」

申し込みをしていた物件のリフォームも終わって、ようやく契約にこぎつけました。ここまで長かった…としみじみしてたけど、この物件に問い合わせてから3週間ちょっとしか経ってなかったんですよね。せっかちなのかも、自分。 再内見が終わってからはスムー…

酒販免許取得の話15「番外編・経営計画書」

酒販免許申請とは関係ない書類なのですが、ワインショップを始めるにあたって、経営計画書というものを書く必要があってここ数ヵ月苦しんでいました。 これまでそんなもの書いたことなかったし、手探り状態でいろいろ調べながらやっとという感じです。 今日…

酒販免許取得の話14「中小企業診断士編」

今日は中小企業診断士さんにアポをとってあって、事業計画書を見てもらう日でした。先月予約をとって、電話した日は「ずいぶん先だな…」などと思っていたのですが、結局、事業計画書が完成したのは前日の夜だったので、十分に時間があって良かったです。 何…

酒販免許取得の話13「引越し業者編」

連日メールと電話しすぎたせいか、行政書士さんからは「確認事項があれば改めて連絡します」と素っ気ないメールが入っていました。 そのほか酒販免許申請に必要な書類は、開業済であれば確定申告書と開業届の写し、預金通帳のコピー(事業を開始するにあたっ…

酒販免許取得の話12「物件審査通過編」

午前中に保証会社から、審査が通ったとの連絡がありました。長かった…!と思ったけど、考えてみたら物件みつかってから一週間経ってなかったので相当なスピードかもしれません。部屋がまだ仕上がってないので、実際の契約は少し先の日程になるのですが、酒販…

酒販免許取得の話11「保証会社編」

台風が近づいているので大雨と暴風の中ひきこもってぼんやりしていると、保証会社から電話があって、色々質問されたのち、審査はほぼ大丈夫と伝えられました。おお、それはよかったです!まさに「待てば海路の日和あり」という感じ。 これから忙しくなりそう…

酒販免許取得の話10「図面編」

できることから進めていこうと、税務署提出用に、物件の間取り図と建物の平面図を管理会社に連絡して取り寄せました。これはすぐに送ってもらえて一安心。 建物の所有者と、賃貸契約書の貸主の氏名が一致しているかどうかで問い合わせをしたり、重要事項説明…

酒販免許取得の話9「内見編」

午後から物件の内見に行く予定だったので、妹に保証人になってもらえるか打診のためLINEを入れておきました。 すぐに返事があって、「いいけど、今の家なにかあったの?」と心配された様子。 今年に入ってから一度も会ってないのに、理由も言わずに「諸事情…

酒販免許取得の話8「SOHO物件編」

事務所用物件の問題が解決せず、ぼんやりしていると、以前不動産の仕事をしていた知人の経営者の女性が「いいSOHO物件がある!」と連絡をくれました。持つべきものは経営者の友達。さすが頼りになります。 たしかに別途レンタルオフィスを借りると、3畳ほど…

酒販免許取得の話7「レンタルオフィス編」

とにかく事務所用スペースがないと話にならないので、レンタルオフィスを探すことにしました。行政書士さんに「どこかいいところ知りませんか?」と泣きついたところ、いくつか名前を挙げて具体的に提案してくれたので、ネットで検索してメールや電話で問い…

酒販免許取得の話6「都税事務所編」

酒販免許の話をすると、よく「それって誰でも簡単にとれるんですか?」と聞かれるので、先述のような説明は省いて「税金を滞納したり、犯罪を犯したりしてない、普通の人なら誰でもとれますよ」と答えることにしています。細かい条件についてはこのブログで…

酒販免許取得の話5「不動産屋編」

賃貸物件の事務所使用の回答を、ドキドキ、ソワソワしながら待っていると、翌日には不動産屋さんから電話で回答がありました。返事、早い!曰く、「通販の事務作業するくらいだったら構いませんよ」とのこと。おお!前回と言ってることが違う!と感動しなが…

酒販免許取得の話4「続・行政書士編」

行政書士事務所は、インターネットで「酒販免許 取得代行」などで検索すると星の数ほど出てくるのですが、できれば知人の紹介がいいな…と思っていたこともあって躊躇していました。 するとひょんなことから、最近ワインの販売を本格的に始めた知り合いがお世…

酒販免許取得の話3「家賃支援給付金編」

酒販免許って販売許可が降りる前に作業場を確保して図示しなくてはならない…平たく言うと、利益が出てないのに先に家賃が余計にかかることになります(一軒家などにもともと住んでる人を除く)。これからどれだけ経費がかかることになるかわからないので、も…

酒販免許取得の話2「行政書士編」

さて酒販免許を取ることになり、税務署に電話したり、国税庁のウェブ見たり、自分で色々調べてみたのですが、自分でも申請できそうだけどやっぱり不安。うーん。というわけで、行政書士事務所に電話して相談してみました。初回の相談は大体どこも無料で聞い…

酒販免許取得の話1「成り行き編」

酒販免許を申請することになったので、そのことについて書いていこうと思います。 そもそも免許とはいっても、自動車の運転免許と違って「猫も杓子も」持っている、というモノではないので、なかなか気軽に聞ける人もおらず情報収集に苦労していて、あとで読…

キンズマラウリ

Kindzmarauli 「キンズマラウリ」といえば、ロシア関係者で知らない人はいない、というほど有名なワイン。ソ連の最高指導者スターリンが愛飲したワインとしてよく知られています。ジョージアの黒葡萄サペラヴィを晩熟させた遅摘みのブドウから造られる半甘口…

サルクヴェリとオルシモ

Pottery ジョージアのイメレティ地方でワインを造っている醸造家ギアと、クヴェヴリについてやり取りしていたらギアがどうしてもこれだけは伝えておかなければならない、という様子で以下のようなメッセージを送ってきました。 ----------------------------…

在宅ワーク

先日知人と話していて、「ずっと家に引きこもって人に会わないで仕事したい」とうっかり口にしたら数日後には在宅勤務の指示が出て本当に叶ってしまいました。 言霊ってこわい。 心に願ってないことは口に出してはいけないな、と感じました。 もともと仕事は…

リースリング比較

「土とワイン」読了。知的好奇心をとてもかきたてられる本でした。 土壌のほかに品種の知識も盛り込まれ、大変勉強になりました。 後半印象に残ったのがリースリングのこと。リースリングは、土地の特徴をとてもよく表す品種なのだそう。そんなことこれまで…

ほぼほぼ天国

スタバでコーヒーの試飲をさせてもらい、サンプルもいただきました。 「何という意味ですか?」と聞いたらわかりません、とのことだったので自分で調べてみました。 「CASI CIELO」スペイン語で、英語に翻訳すると「ALMOST HEAVEN」。 日本語に置き換えるな…

オレンジとかチーズとか

いつも悩ましいワイン会の企画の問題ですが、企画が命なのでほんと毎回真剣に考えてます。 オレンジワインの会は二年前くらいにやっていて、もうやることはないかなと思ってたのですが、「まだまだ需要ありますよ!」と現場のソムリエさんから強いお言葉をい…

薬膳中華とワイン

一年前からご提案いただいていた案が実現し、薬膳中華とジョージアワインのコラボレーションディナーを開催してまいりました。 中華というと、脂っこい食べ物を想像する方が多く、「合うんですか?」みたいなことをよく言われるのですが、こちらのお店は広東…