クヴェヴリ・エミのブログ

JSA認定ワイン・エキスパート&WSET Level3資格保有。ワインについて日々思うことを記していきます。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

イメレティのチュリ

Churi 2018年の日本ソムリエ協会教本のジョージアの項に、イメレティ地方ではクヴェヴリはチュリ(Churi)と呼ばれる、とだけ端的に書いてあるのですが、イメレティ在住のギアに訊ねてみると、どうやら正確にはもっといろいろあるようです。 「クヴェヴリは…

ジョージアワイン展

Georgia Homeland of Wine さて、情報が解禁になったみたいでやっと書けます。 2019年3月10日~5月7日の間、天王洲アイルで寺田倉庫とソニーミュージックとで開催されるジョージアワイン展。 georgia-homelandofwine.com 楽しみ! https://georgia-homelando…

ジョージア人の名前

Georgian Wines 一週間近く体調が悪かったので、PCを開かないでいたら昨年知り合ったジョージアワイン関係の知人のつてで重要なメールが届いていました。 あわてて返事を出す。 ところでジョージア人の知り合いが急速に増えすぎて、しかもそのうちの大部分は…

ダビトのベルモット

Georgian Vermouth 「эми ето вино посвящается тебе」 (エミ、これは君に捧げるワインです) こんなこと言われたの初めてかも。 色調は濃いピジョン・ブラッド。粘性は高く、アルコール濃度16%。クローブの香りが心地よい後味となって、ほかにも数種類の…

ダビトからの贈り物・完結編

Package さて、5日前にトビリシから発送されたワインが無事手元に届きました。 慎重に開けてみてびっくり。 なんだこの見たこともない梱包材は・・・というか、緩衝材なのか。日本人が思いつかないような発想のこれは、しかし、きっちりとワインを衝撃から守…

ダビトからの贈り物②

Package 5日前にトビリシのダビトがEMSで発送した荷物が届いたらしく、郵便局からの不在通知が入ってました。 5日ってすごく早いじゃないですか! 数年前の「地球の歩き方」ですら、「郵便サービスは壊滅的な状況で、首都トビリシでさえ本局が機能していない…

オレンジ論争

Radikon Jakot

ギアからのメッセージ④

Mandarin アブハジアワイン会の投稿をしたあと、ギアにいろいろ聞かれたので何に興味を持ったのか逆に質問してみると、このようなメッセージが届きました。 「エミ、もし不都合な時間帯にメッセージを送っていたらごめんなさい。君はおそらく寝ているだろう…

アブハジアワイン

Abkhazia wines 現在、アブハジア自治共和国のワインは自国消費とロシア輸出向けのみなのでかねてより飲んでみたいと思っていたアブハジア産ワインを、ロシアに行った際に購入してきました。葡萄品種は国際品種とコーカサス品種が多く、ロシア市場向けに甘口…

ギアからのメッセージ③

Rose バレンタインデーの翌朝、ギアからこんなメッセージが。 「エミ、お祝いが遅れて申し訳ない。ジョージアではこの日は愛する女性に花を贈る。この薔薇は今日うちの庭で撮ったものだ。冬の時季にもかかわらず、薔薇は葡萄畑に咲いている。 世界にはジョー…

ダビトからの贈り物

Facebookで私の投稿を見て友達申請をくれたダビトさんから、ワインを送ってくれるとのお申し出があり、有り難く好意を受け取ることにしました。 郵便について色々質問されたので、「アルコール24%以下で750mlのボトルなら3本までは非課税で受け取れるはず」…

ギアからのメッセージ②

ギアに「2006年前後、当時ロシアとグルジアの間で何が起こったかはよく知っている」と書いたところ、このようなメッセージが届きました。 「おはようエミ、僕たちの間にはこのような時差がありそちらが朝のときはこちらは真夜中だし、そちらの方が早く朝日は…

ギアからのメッセージ

Nanua 昨日友達申請があり、いきなり「オツハヌリ・サペレは飲んだことあるか?」と、唐突にオツハヌリ・サペレの葡萄の木陰にたたずむ自身の写真を送ってきたギアさん。 英語でのやり取りはあまり得意ではなかったらしく、ロシア語でもいいかと遠慮がちにた…

ジョージアの友達②

Gia Chibinidze and Otshanuri Sapere grapes 朝起きると、遠い国からこんなグラビアばりにこちらを熱視線で見つめている写真が届いているから人生何が起こるかわからず面白い。 それにしても本当に毎日毎日ジョージアの方々から友達申請があって、いろいろ…

ジョージアの友達

Guram Avqopashvili 連日ジョージア人からの友達申請が絶えない、今日この頃。 こんな魅力的な写真さえ送ってきてくれます。 この素敵なおじいちゃんたちにいつか会いに行かなきゃあなぁ。 Qvevris from western part of Georgia Bolnisi (60km from Tbilisi)…

吉報

Luck 2016年あたりから日本でのジョージアワインの普及活動を自発的にやっているわけですが、今年は活動が実ってきそうな様子。 ゴールを決めてやっているわけではないので、何をもって成功とするか、わかりにくいのですが、、何か目標を決めてみようかな。 …

ヴェルモット

Vermouth Facebookで私の投稿を見たジョージア人数名から友達申請が届きました。 そのうちの一人から、 「I am glad you are interested in Georgian wines. (ジョージアワインに興味を持ってくれて嬉しいです)」 とメッセージが届いたので、 「not interest…

ワイン王国に

Wine Kingdom 今月のワイン王国に、ジョージアの特集記事が載っていました! このようなメジャーな雑誌にジョージアが一地域として取り上げられるなんて、何年か前だったら、想像もできなかったこと。 すごいです! Facebookで紹介したら、ジョージアのワイ…

バドリジャーニとバクラジャン

Badrijani ちょっとした失敗談。 ジョージアワインを飲もうというある集まりで、ジョージア風の料理が出てきました。 茄子をつかったこの料理を、ロシア語では「バクラジャン」と呼びます。 私、恥ずかしながら知らなかったのですがジョージア語では「バドリ…

目の前のワインと向き合う

Randez-vouz 私の主催のワイン会には、「出会い系・迷惑行為禁止、ただの飲み会目的の方お断り」などうるさい注意書きがあったりします。 ただ明記はしてないけれど、うーん、それはできればやめてほしいなー・・・と思っているのが、その場で飲んでいるワイ…