自己紹介②
「なんでワインの資格を取ったんですか？」というのはとてもよく聞かれる質問です。
もともとワインに特化していたわけではなく、お酒ならなんでも飲みます。好きな飲み物は？と聞かれたら「アルコール飲料」と答えていたくらい（適当すぎる）。
写真のとおり学生の頃からロシアの寮に住んだ経験があったりしたことも手伝って、ウォッカやビールを飲む機会にはふんだんに恵まれていました。ウォッカやビールを買うのには大して知識は必要ないですよね。せいぜい売店のおばちゃんと会話して「このウォッカは品質が良くないからやめときな！こっちのまともなのを買いなさい」という忠告に従っていれば良いかと思います。
ワインだけはちょっと知らないと自分の好みのワインが選べないぞと気付き、ソチオリンピックの仕事から帰ってきた2014年に本腰を入れて勉強をすることにしました。折しも、2006年からロシアで禁輸が続いていたグルジアワイン（当時）がすでに禁輸が解かれて2013年にはロシア市場にも復活しており、ソチのスーパーであの懐かしいグルジアワインのボトルを見ることができたのもきっかけになりました。私が学生の頃から愛飲していたあのグルジアワインとは、世界市場の中でどのようなお酒だったのか？という好奇心から、体系的に「ワイン」というものを知りたくなったのが、ワインの資格の勉強をすることになった理由です。
