クヴェヴリ・エミのブログ

JSA認定ワイン・エキスパート&WSET Level3資格保有。ワインについて日々思うことを記していきます。

ワイン会のお作法

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wine party

ワイン会を主催側でやっていると、色々と感じることが多々あります。

一番気になるのは、やはりワインのオペレーション。

私がホストでやっているわけなので、参加者=ゲストということで、ワインのサーブは基本的に私が担当するか、お店の人がやってくださるときはお願いすることにしているのですが、私が女性だからということもあって「(僕が)やりますよ」という男性も最近いらっしゃいます。あまり頑なに固辞するのもどうかなという時は最初の一本くらいはお任せするのですが、私も練習を兼ねて抜栓したいこともあり、どちらかというと自分でやりたいんですよね・・・

それより最近の悩みは、あまりワインの取り扱いになれていない人が、勝手にボトルをわしづかみにして、ワインが減っている人のグラスにドバドバと注ごうとしたりしていることがあります。一応こちらはレジュメを見つつ解説をし全員のペースなども確認しながら会を進行させているので途中グラスが空く方がいるのもわかります。でも、宴会のビールよろしくお互いに「どうぞ」「あ、どうも」などとやっているのはあまりに見苦しく「イラッ」とするのを抑えて注意しなければいけないことがままあります。。

10人もいれば飲むペースが早い人もいれば遅い人もいて、早々に自分のグラスを空にしてしまい「余っているワインがあったら飲ませて」という人もたまにいるんですが、それもちょっと・・・一応主催者としては全体を見渡しながら調節したりしているので、そういうときはゆっくりペースの人のために残していたりするんです。決して「余っているワイン」ではないということがほとんど。それに大体のワイン会はお店で持ち込みを快く受けていただいているので、余ったらお店のソムリエさんに残しておきたいんですよね。。。そこはワインラヴァ―の皆さんだからこそ、察してほしいです。

ということでなかなか文字として案内に明記しておくほどではないけれども意識してほしいワイン会のお作法がこんなにもあります。でもいちいちそういうことを言うと私が一生懸命さげようとしているワイン会の「敷居」がまた高くなってしまうのではないか、、という懸念もあり。一体私はどうしたらいいんでしょうか?