クヴェヴリ・エミのブログ

JSA認定ワイン・エキスパート&WSET Level3資格保有。ワインについて日々思うことを記していきます。

クロネコヤマト

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台風19号の予報が出るより前に、クロネコヤマトに集荷を頼んでしまっていてそれが関東を台風が直撃する日だと気付いたのはギリギリになってのこと。

来週の金曜にワイン会を開催する予定で、普段持ち込みのワインは自分でキャリーバッグやボトルフライヤーを使って持ち込むこともあるけどこの日は新橋の建物の二階にあるお店で狭くて急な階段を上らないといけなくその階段のことを思い出しただけで気が重くなるほどだったので宅急便に依頼することにしたのでした。

ヤマト運輸に連絡を試みるも集荷の変更はwebでもチャットでも受け付けていないと分かり、コールセンターはどういうわけかずっと自動アナウンスが流れるばかりで繋がらない。台風の問い合わせが多くて電話は受け付けを中止しているのか。

Twitterで呟いてみると、お住まいの地域の担当配達員がいるはずなので連絡してみるといいですよとFF外からアドバイスをもらった。なるほど、とヤマト運輸のサイトから検索してかけてみたらあっけないほどすぐに電話がつながった。

ただ配達員の方が要領を得ないというか、配達が遅れることをやたらと気にした物言いをする。配送センターが混乱すると麻痺して配達希望日に間に合わないかも知れない、というようなことをごちゃごちゃと言われ、話が進まないのでもういっそ配送をあきらめて自力で運んだ方がいいのかと思わされるほどだったけれどやはり新橋のあの急な階段を思い出して配達はお願いしようと心に決めて(ていうほど大げさなことでもないんだけれど)とにかく12日は集荷に来なくていいです、13日に来れるんだったら来て下さいと告げて強引に電話を切った。今考えると少しぶっきらぼうにしてしまったかも知れない。


とにかくそんなやりとりの後で配達員の方は台風一過の快晴の日曜日のお昼頃にやってきた。15日には遅れも解消されてると思いますけどねえ、とそれでもやはり心配そうにしていたので、1〜2日の遅れならいいですよと言うとやっとホッとした様子で荷物を引き取って行ってくれた。よほど前回の台風のあとに遅延で激しいクレームでもあったのだろうか。


ともあれワインは家から出て行って、無事にお店に着くまで祈るばかり。運べない距離と重さじゃないし自分で運んでも良かったのだけれど新橋のあの工事中の駅構内をワイン11本引っ張って移動するのはどうしても憂鬱だったしもし日曜の昼までに集荷が間に合わなかった場合、日祝はお店がお休みなので平日の夜の20時前後に新橋駅の人混みの中を抜けてぶつからないようにワインを運ぶしかなかった。一カ月も前から念入りに計画を立てていたのに台風が一日関東を通過しただけで予定が思い通りにいかなくなる。そう考えると普段利用している宅急便も地下鉄も本当にありがたいものだとあらためてそう感じた。

ワインが家を出て行ったあとはホッとして携帯の電源を切って熟睡しました。