クヴェヴリ・エミのブログ

JSA認定ワイン・エキスパート&WSET Level3資格保有。ワインについて日々思うことを記していきます。

在宅ワーク

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先日知人と話していて、「ずっと家に引きこもって人に会わないで仕事したい」とうっかり口にしたら数日後には在宅勤務の指示が出て本当に叶ってしまいました。

言霊ってこわい。

心に願ってないことは口に出してはいけないな、と感じました。

もともと仕事はリモートでできることがほとんどなので大した影響はないものの、今後これが続くようだと気分転換が課題になるかなと考えています。

場所を移動することで気持ちを切り替えたり、発想の転換したりすることを意識的に行わなければいけなくなります。

オフィスへ行く必要がないのだとすると、ここに住む必要はないなとあらためてちょっと考えてしまうし、悩ましいです。

さて今日は休日で家にいたのですが、その間にプライベートの方ではこれだけの用事が片付けられました。

 - Foodex(※3/10-13開催予定だったが中止)で来日する予定だった香港在住のジョージアワインのコマーシャルマネージャーとミーティング

 - 豪州在住のフライングワインメーカーLado氏の論文について質問

 - ジョージアのイメレティ地方のワイン醸造家との情報交換

 - ジョージアワインについて話す講座の日時決定

 - ジョージア料理教室の企画

 - ワイン試飲会の選別と申し込み

自宅にいながらにして南半球の人ともユーラシア大陸の人とも容易に連絡がとれて、用が済ませられるのだからすごい時代です。

香港の人は、Facebook経由で知り合ったので当初は私にワイン売ろうとしてるのではないか、と疑って警戒していたのですが、「私インポーターでもワインバーのオーナーでも何でもないんですけど大丈夫?」と断った上でやり取りしてみると、「あなたがインポーターでも卸売業者でもないと知っているから私の関心を惹いたのだ(I know you are not an importer or distributor and that's the reason you caught my attention)」とのことで、ああ誰も私のこと誤解してなんかなくて、私のやってることって意外とちゃんと伝わってるのだなと嬉しくなりました。

ジョージアのイメレティ地方で代々ワイン造りをしているギア・チュビニゼ氏も私がインポーターでも代理店でもワインバー経営者でもないと知っていながらただ自分のワインを飲んで欲しいとテイスティング用ワインを送ってきてくれる醸造家の一人で、今年のワインも手配してくれたそうで次の週末には手元に届く予定です。

ワインに関わる人のこういった真っ直ぐな思いがワインの世界を支えているのかも知れないなと思う瞬間がよくあります。自分に何ができるか模索しながらで私もまだ分かりませんがそこで何かしら関わっていけたらいいなと思います。

ここのところ私にできることってなんだろう、これまでしてきたことってなんだろうと考えてるんですが、20年間続けてるのって「飲酒」「IT」「走ること」くらいかな。

私の好きな言葉に「世の中にどんな問題も解決するたった一つの方法があって、それは走り続けることだ」というのがあって、これからもお酒を飲んでITもなんとかキャッチアップして、日々走るのをやめずに邁進していこうと思います。