誕生日が6月の後半にあり、そのちょっとあとの週末にワイン会を兼ねて誕生日を祝ってもらいました。
今年は誕生日の意味について普段より深く考えました。
また一つ無事に年を重ねることのできた幸運、友達と一緒にお酒を飲み楽しく過ごせる幸福を祝うことができるという大事さ。
というのもちょうど今年も半分をまわったところで振り返ると何人かの知人が亡くなっていて、人間はいつか死を迎えるものであるという宿命を考えると当然のこととは言え、やはりショックであることには変わらず。
私にはFacebookの友達が大体800人くらいいるんですが、そのうち3人が今年亡くなりました。
モスクワで日本食レストランのシェフをしていたSさん、前職で広報を担当しながらドイツビール専門店を経営していたHさん、ロシア語で俳句を紡いでいたG氏。
こうしてだんだん減っていって、私の友達は100年後には一人も残っていないのだろうなぁと考えるとなんだか不思議な思いがします。
さらに今年1〜5月まで人事部で働いていた会社では半年の間に三人の社員の方がそれぞれの理由で亡くなりました。
人事部に所属していると何かと知らなくていいことまで詳細も知ってしまうのですが、どんなに順調で周りからみたら何の問題もなさそうな人生でも、こんな風に人生を終えることはあるのだな…となんだかうまく説明できないけれど渇いた気持ちになっていったような気がします。
なんだか人が死ぬ話ばかり書いてしまいましたが、要するに心身ともに健康で生きている今日の我が身に感謝しようとあらためて思ったという話です。